ヨーロッパの大都市の駅はどれも立派で、プラットフォームに立つやこれから列車の旅に出ると言う興奮に身を包まれる。
ここはスペインマドリッドのアトーチャ駅。 遠方行きの新幹線AVEが発着するホームに至るにはわざわざ改札の為に2 階に上らせ、そしてホームが連なる壮大な構内を見渡すように再び1 階に降りる動線をとっている。 やり過ぎの感もないではないがこんな演出が、旅に出ることへの興奮に繋がっていることに驚きを憶える。 それは日本では列車事業の顔である東京駅といえど旅への出発の場が只電車に乗り込む場所以上でも以下でもなく、それに慣らされてきた所為でもある。
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