20130629

世田谷 放し飼い地鶏卵



世田谷区、千歳烏山から閑静な住宅街に入ったそこにある。
眼光鋭く、まるまる太った野性味溢れる鶏が広大な敷地に放たれている。
野菜屑をついばみ、自由に走り回り木に登って睨みをきかせているものまで居た。 






23区内でも世田谷や練馬にはまだこんな田舎風情の業態が残ってます。
でも、自宅の敷地で地鶏放し飼いはなかなか無いんじゃないかな? 


餌は野菜屑だからか?卵の黄身は驚くほど薄いレモンイエロー。
いつの間にか信じ込まされている「高級卵=黄身がオレンジ」法則には則らずもクリーミーなお味。
かと言って驚くほどでもない 500円/10個 ・・・ う~ん、マスコミに踊らされた人のネタ用的な

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20130626

裏 和 田


 
梅雨の雨間の奥多摩方面 
気温は高くは無いが実に蒸し暑い。 暑い暑い・・・ペタペタ漕いでましたら、ここはヒルクラ連のメッカですからいいペースな人たちにやたらと抜かされる。 そのうち20km以上の登りある奥多摩など何故行く必要があるのだ?なんて気がしてきて上川乗で甲武トンネルの方へエイヤッっと左折。


 

 
紛うことなくこれは黒毛和種。
甲武トンネルから藤野の方に下ってくると左手が大きく開けた場所がある。 
何か視線を感じくるりと見回すと黒い奴。  こんな場所で人懐っこく寄ってきた。 人だけじゃなく自転車にも興味が有るようで柵から頭を乗り出して唾液をダラダラ滴らせる。  可愛い顔。
 
 
 

 
 

 
藤野から和田峠方面に向かうとき、ありきたりな県道を外れて細い道に分け入ってみました。
少し走るとダート道に入ってしまい、しかも結構長い。 少し後悔しつつもやっぱり、雰囲気いい道を見つけるだけでちょっとした旅気分になれるのがいい。

 
 
でも、こうやって立ち止まろうものならものの30秒程でブーンと言う羽音がやってきた。 少しかわしてもずっとホバリングするように付きまとってくる。 何故かそれは場所を移し、どこで立ち止まっても同じようにすぐにやってくる。  
アブか、蜂か、それは明らかに威嚇でその度に飛び乗って逃げた。 
 
 
 

 
 

 
裏和田を登り何年ぶりかの和田峠
頂上には3人、八王子方向に降りて行けばそれはもうたくさん。 トボトボ歩く人、死にそうな顔でハンドルにしがみつく者、20人位上いたかなあ。 アホウ山に登る。  
 
 
 

 
途中に見た黒毛和牛は実に人懐っこくて可愛い顔してた。
でも、幾度もある上り坂では何故かその可愛い顔が思い浮かんだ。 
だからって憎らしくなってこうなったわけじゃございませんよ。


 
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20130622

自転車選手のイメージ



ツール・ド・フランスの季節。
日本ではカンピニッシモのコッピ(Coppi)ばかりが有名だけれど、ライバルであったバルタリ(Bartali )もジロ・デ・イタリア通算最多の7回の山岳賞他、ツール・ド・フランス優勝、ツール初の山岳賞を受賞した往年の名選手。 Coppi は都会的でスマートそして、Bartali はちょっと泥臭い田舎風味のの選手として認識されているそうで双璧をなす人気選手だとイタリア人に聞きました。
その超有名選手二人が1950年にBreitling のコマーシャルに出ていたことが分かる雑誌の1 ページ。


最近では、時計のコマーシャルといえばF1パイロットのルイス・ハミルトンやテニスの錦織圭(TAG HEUER)、フェリッペ・マッサやナダル(RICHARD MILLE)、ゴルフではタイガー・ウッズ(ROLEX)、その他にもサッカーの香川真司がHUBLOTなんかの契約アスリートになっているのを見ます。 自転車競技の世界を見渡すと本場ヨーロッパですら、ツール・ド・フランスの公式時計のFESTINA、ブエルタのEDOX も広告に自転車選手を起用していない。 それはコッピの時代のような圧倒的な存在感の選手が不在だからでしょうか。  


 
時計メーカーはアスリートと契約しそれらのスポーツ選手が自社の時計を嵌めればそれを見る層をターゲットに消費を喚起できると考えているからに他なりません。  ただ、F1パイロットやテニスプレーヤー、ゴルフプレーヤーがプレイ中にそれらの時計をはめているわけでもなし(5000万円の時計を嵌めてプレイするナダル除く)、当然国際映像が時計を嵌めた選手の映像を映し出す時間はほほ無い。  そのスポーツに必要な性能を誇示するようなコマーシャルと違う事は明らかで、そのスポーツと選手のイメージがそのブランドが目指す方向性と合致していていることが重要なのでしょう。 と言うことは今や自転車というスポーツ、選手含め高級時計をはめたいと思わせるイメージじゃないと判断されていることになりますね。  自転車のスポーツとしてのブランド戦略。 今のところそこを意識しているメーカーってジェントルマンズなんちゃらとか言うてソフトまでえらい力入れてるメーカー位でしょうか。



P.S.
広告の時計 : 名機VENUS150搭載、手巻き式 2レジスタークロノグラフ。
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20130619

Kopi Luwak


 
コピ・ルアク、別名ジャコウネコ珈琲とか、うんこ珈琲とか
「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名。
珈琲の実を好物とするジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。
ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わるという。

 
 

 
 

 
 


東京でもコピ・ルアクを出す店がありますが一杯 5000円位するんじゃないですかねえ。
口の中で転がし、まず初めに甘みを感じ、直後に酸味、そして喉に近い辺りで苦味を味わい鼻から抜ける香りを・・・、等と5000円、5000円、・・・と念を入れながら飲むのですが、違いのわからない珈琲好きには普通にアラビカ種らしい濃い珈琲。 ふつーやん。  
 
 
 
やっぱり、どうしても頭に吹き出しのように現れるのはさっき見たジャコウネコの檻にあったウンコまみれのコーヒー豆。
現地価格一杯500円でも拭い切れない黄土色の記憶。
 


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20130612

豚のまるやき



おいおい
バイク2ケツに豚の丸焼き頭に乗せて走ったらアカンやろ

 
 

 
 



バビグリンっていうポピュラーな飯
バビ=豚、グリン=くるくる回す ・・・ 回しながら焼く豚の丸焼き。
裏庭ででも焼いてるのかなと思ってたら、どうも豚丸焼きの専門業者がいてそこから持ってきているようでした。

 
カリッカリッの豚の皮、豚の血を使った黒いウインナー、辛いバリ風サラダ
定食っぽく食ったり、長粒米に全部ぶっかけて食べるのです。
旨いのです。 


ただ、新興国の物価は驚くほど上がるもので、10年で3倍近くになってます。   

 
 
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20130609

Kintamani cycling



雲の切れ間からバリ島の水瓶バトゥール湖とアバン山が姿をあらわした。
面白い地名で日本でも有名になったキンタマーニという場所。 ここは温泉地や避暑地としても有名な高地なんですが、ここから下の街にダウンヒルする観光客向けのポピュラーなサイクリングツアーがあります。


自転車小僧だった中房時代から長いブランクを置いて10年ほど前、このサイクリングツアーでサイクリングの気持ちよさをふたたび思い出した。  自転車を復活する切掛になった場所です。
 
 
 

  
  

  
  
  
  
  
  
  
  



あの時と同じ熱帯の景色の中を走るサイクリング。 
一般の民家に入ってバリ人の生活を垣間見、文化の説明があったりそれなりに楽しいんですが、
まあなんと言いますか、参加している人たちを見ればわかりますが完全な初心者向けで、ほぼ99%下りの様なコースなのに何故かゼイゼイしている人までいる。 というか、ほとんどの皆さんは 「疲れた、自転車はもう十分です。」なんて言ってて西洋人、シンガポール人、マレーシア人・・・自転車乗りではない 一般的な感覚は日本人も外人も変わらない様でした。
 
 
まあ、そんな事で既に自転車乗りになってしまっている自分的にはまるで自転車に乗った気もせず、10年前の自転車に対するフレッシュな気持ち、懐かしさを思い出すかなぁ? 等というという甘酸っぱい期待は結構簡単に粉砕されてしまいました・・・
 
  

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20130602

Singaporean Bamboo Bike

  
 
ほんの一時間半しか無かったのだけどシンガポール中心部まで出ました。
注目のスポット、マリーナベイ・サンズ位は見ておきたかったからです。 
特徴的なデザインは地上200mのスカイパークで繋がった複合リゾート施設。
 
 
 
  
 
ところがどっこい湾を挟んで向こう側のマリーナ・ベイ・サンズまで行くのが難儀であった。
気温:34℃、湿度:84% 糞暑い中湾をぐるりと長い距離を歩くことになった。
汗をダラダラ滴らせながら歩いていたら後ろからカラカラとハブのクリック音が近づいてくる。
見ればTIMEの凄く高そうな自転車。 ここは世界一大富豪が多い国ですからこんな高級車も沢山見るんです。  年中糞暑くてもこの手のサイクリストが居るということは、ここシンガポールでも自転車流行ってるんでしょうねえ。  ただ、シンガポールの人口比率では中国系、マレー系、インド系で殆どを占めるんですが、見たサイクリストはほぼ西洋人でした。

 
 


そしてマリーナベイ・サンズまであと少しというところ、バンブーバイクの展示がされてました。
今年のNAHBSでは木や竹と言った天然素材を使ったバイクが目立ったそうですからその流れでしょうか?  竹バイクといえばcalfee を思い出すけど、こちらは5月に立ち上がったばかりだというbamboobee なるシンガポールのブランド。


calfee bamboo のフレームは円高時には25万円ほどでちょっと触手が動いたものです。 で、このシンガポールバンブーバイクは? と見てみますとロードの方は完成車で34万ほど。  シャレで買われるであろうこの手の物にこの値段差はちょっと競争力あるのかなあ?

  
  

 
でもこちらの緩い感じのバイクは11万円ほど。 これなら用途的にもスタイル的にもシャレで買うにも射程圏。 calfee に無いタイプというのもいい。 ちなみに保証はcalfee と同じ10年。
只、calfee のラグはカーボンラグを麻をエポキシで固めたラグに変えた経緯がある。 竹の熱膨張率との差の問題でこのような改良が行われたそうだけど、ここんちのラグはアルミ。 えっ?

 
 
と、油を売ってましたら結局時間切れでマリーナ・ベイ・サンズ に登れずスゴスゴとここを去ることになってしまいました。
 

Related to:
http://www.bamboobee.com.sg 
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