20111026

Firefly Bicycles チタンフレーム



Firefly Bicycles ステキです
10/1/2011、元 Independent Fabrication のビルダー3人が立ち上げた新しいブランド




ステキとは言っても、少なくとも外見上無塗装のチタンマシンに独自の個性を出すのはなかなか難しい。 元気だった頃の Litespeed の様にパイプ自体を自由に形成するのでなければ尚更である。
今や台湾製でもビードはなかなか綺麗であるし、あと外観上の個性を出せるとしたら。エンブレム、エンドの形状 ・・・・ あとはと、IF の様に Rapha と組んでクールなブランディングで成功すると言う新手まで出てきた。







Firefly のフレームを見れば陽極酸化処理による彩色がおもしろいが、今のところオリジナルパーツはシートポスト位でシートクランプさえトムソンが使われていたりだからこれからが楽しみである。




ところで Firefly の創業者の1Tyler Evans1999 年までクロモリだけだったIndependent Fab のチタンフレーム誕生にもっとも深く関わった人物である。
1996 年にチタンTIG溶接の経験がないまま友人のツテで Merlin Metalworks に入り、1999Merlin を離れた後は Independent Fab のヘッドウエルダーとして迎えられ2000年のTi Crown Jewel に繋がる。 




via Builder's Life 『Tim 親方のバイク』




Tyler1996 年時点ではまだ大学生で、Merlin でヘッドウェルダーであった師匠に随分絞られたと後に語っている。 その甲斐あってMerlin で働くことを認められるのだけれど、199612月~1997 1 月のスペイン旅行から帰ってMerlin に戻って驚きとショックを受けたという。
親分の Robert Vendermark そしてウェルディングの師匠、そして数名のウエルダー達は既にMerlin を去り新しい会社 Seven Cycle を立ち上げそちらに移っていた。 しかもそのことを何も伝えられていなかった。
師匠の厳しい指導は、後に去るMerlin を託す気持ちからだったのかもしれない・・・




そのMerlin での厳しい師匠の名はTim Delaney
なんと今もその人物はSeven Cycles のヘッドウェルダーである。
Seven の日本人ビルダーブログにおもしろい写真があった。
22 年モノのTim 親方のバイク』 とある。
すなわち、1989 年だから Merlin に居た頃作ったチタンバイクと言うことになろう。




チタンフレームの世界は私如きが調べても辿れるほどとっても狭くてその系譜を見るだけでおもしろい



Refered to  http://feticizm.blogspot.jp/2012/10/god-in-detail-firefly-bicycles.html  
          http://feticizm.blogspot.com/2012/02/independent-fabrication.html
________________________

20111017

とんかつ 燕楽 池上


  

歯を入れればカラッと揚がった衣の先にサクリとした肉の噛み心地。
その後口の中に広がる脂と衣の上品な甘み。・・・・ これは旨い。
そして小鉢のポテサラがまた旨くて、口の中を箸休め的に別味にしてくれる。




肉は最近ホウボウで目にする平田牧場の三元豚だそうだが、確かに旨い。
衣もみっともなく肉から剥がれるようなことなくお姿も麗しい。






そして、火の入れ方が秀逸
低温で揚げているのか? 待ち時間は掛かるが、ほんのりとピンクがかった絶妙なもの
と、こうやって書いているさきから口の中はよだれなのだ・・・



 _____________________________

20111012

Gary Helfrich Arcos? Ibis?Titanium Stem チタンステム



Merlin 創業者の1人である偉大な人物Gary Helfrich 絡みでこちらを



Gary Helfrich は様々な会社のチタン製造のアドバイスを行っていたし、才能豊富で奇才の何でも屋(Jack of all tradeと言うらしい)で自身もArcos Machine と言う会社をカリフォルニアでやっていて、そこでお手製のステムを作っていた。



Gary Helfrich Arcos Machine 製のステムとして手に入れた物である。
が、 Gary のステムのパテントは彼がチタンフレーム製造について深く関わった Ibis に売られ、Ibisでも同様のステムを作っていたので、これが本当にGary お手製なのか、その後のIbis 製なのか? 判断が付かない。 判断の決めてもわからない。
只、Gary Ibis は相当に深い関係にあったのでGary が作ったステムの仕上げを「ちょっと仕上げやってよ」 とIbis でやるなこともあったとか、なかったとか?どっちやねん。 
いや、それならどちらでもいい気もする。
いやいや、マニアな知ってる人がいたら違いを見極めるポイントを教えてください・・・






Ibis ステムのコピー

Gorgeous Ibis polished stems - the original bike bring

ゴージャスなIbis ピカピカステムがあれば、バイクはキラキラ



残念ながら、クイル ってのがハードル高くてタンスの肥やしな訳だけど ・・・・



______________________________

20111008

Alfine アルフィーネ 11speed + STI駆動




Bikerumorを見てましたらおもしろいバイク
(http://www.genesisbikes.co.uk/bikes/cross/day-01/day-01-alfine-11/specs)
リアは内装の11段アルフィーネ にSTIが装備されている。
何となくスタイルが街に合いそうでクール。
これは、シティーコミューターにうってつけだし、更に本格的に林道などを走るとしてもチェーントラブルなどないから十分しよう可能?
現在のレートで18諭吉ほどはかなり牽かれる。 



多段式内装変速ハブと言えばRohloff speed hub のように14段、ギヤ比526%とまではいかないのだけれど、11Sでギヤ比409%は必要十分な気もする。 
そして、Rohloff  と同じくグリスではなくオイル駆動潤滑と言うことでその変速性能はこれまでの内装式ハブとは比べものにならないスムーズさだと言う。
おまけに値段が42000円(ハブのみ)というのもRohloff  に比べれば1/3の値段と言うのもいい。
変速機は Shifters : Virsa 11spd Sti とよく分からないメーカーだけども ・・・・



と言いつつ、スタイルは憧れるけど内装ハブ車はパンクしたら結構やっかいなのですよ・・・・




Related to  http://feticizm.blogspot.com/2011/11/arfine-11s.html
                  http://feticizm.blogspot.com/2012/03/alfine-11speed-di2.html
_______________________________

20111002

Ibis Gary Helfrich Titanium Bike チタンフレーム



Gary Helfrich 絡みなメーカーIbis
Ibis も比較的早くチタンバイクを製造し始めたメーカー。
もちろんLitespeed Merlin よりは遅いがSevenIndepenndent Fab よりもずっと昔
残念ながら20年間作り続けていたチタンフレームを去年止めてしまったのでした・・・・



その製造に深く関わったのがMerlin に創業者の1Gary Helfrich
1986年にMerlin を立ち上げるも個性的な創業者3人では立ちゆかなくなり1988年には西海岸に移動1990年に始まるIbis のチタンバイク製造に深く関わった。





ビードはもちろんMerlin ・・・ いや、Gary 仕込みの美しいもので、本人が溶接したわけないけどビードの幅は格段に狭くて緻密、そして美しい。 そしてもちろんチューブはGary が開発に大きく携わった世界初の自転車用W バテッドのチタンチューブ Ancotech 製のTi Moron
もちろん仕上げは有名なGary お手製ステムと同様のピカピカのポリッシュである。





Ancotech も消えちまったし、Ibis もチタンフレーム止めたし ・・・・
とは言え、Ibis 立役者のGary Helfrich 自身が自分の会社Arcos を売り払った後、大学で交通計画を学び、今やキャンプメーカー公園の園長をやったりThe Sonoma County Bicycle Coalition (ソノマを自転車に優しい町に仕様としている団体)のエグゼクティブディレクターをやっていたりするのだから、時代は流れているわけです



__________________________________