20150218

教会の島



穏やかな湾に面して立ち並ぶ十字の墓標。
日本人のキリスト教徒は人口の約1% 100万人強。 この五島では25%にも登るという。
 
 
五島列島は“教会の島”。五島列島全体で50もの教会があり、さらには新上五島町だけでも29の教会がある。 福江島をあとにし、フェリーで教会の島、上五島に渡った。 
 
 
 


 

 
 

 
   

 
 

 
この島も大きくて一周200kmはあるし、道はほぼ登りと下りしかないハードコース。
すべて回るなどとても無理で、端折りながら通過するのがやっとだった。
 
  

でも、 登ったり下ったりしている時にスクッと現れる教会の佇み方が素敵。
海をバックに、湾に浮かぶように、そして、アス式海岸の入り組んだ浦々の集落にひっそりと隠れるように・・・ 重要文化財にも指定される頭ヶ島天主堂はそのアプローチがまた良かった。 激しい林道然とした山道を走り続け、尾根道を外れ下りの道からは遠くに海を望みながら回りこむようにしてアプローチする。 
  
  

 
 

 
 

 
他の多くの教会建築と同じくこの島の大工、鉄川与助の設計施工である。
1910年より約10年掛けて作られたそれは他の協会とは趣を異にする石造りに二重持送りのハンマー・ビーム架構で折り上げ天井をもつ。 西日本随一の石造りの教会。
 
  
 

 
 


 

 
 



湾越しに見る傾いた日に照らされる青砂ヶ浦教会も良かった。
当時の神父が海外の資料を元に設計指導したというだけあって正統派の教会意匠。ポインテッドアーチ天井に入り口上部にはバラ窓。 ステンドグラスを通した光が鮮やかな影をおとす。
 
 
  

 
  

 


 
 

 
上五島でちょっといい飯が食えるレストランで探せば必ず出てくるホテルマルゲリータ。
またこのホテルも山の上にあって最後に体力を疲弊する。 でも、タンパク質やらを補給するのだからそれもよい。
 
 
上五島では名物として五島牛という地の牛が煽られている。
ただ、出てきたのはこの肉。 焼き方は絶対自分のほうが上手いということはさておき、真っ赤な赤身のもも肉を出してきやがった。 赤身も好きなので「もも肉」という表記さえあれば良かったのだけど、「五島牛」としか表記してなくこれはないやろ。 というのも五島牛の出自は黒毛和種である。 黒毛和種といえば霜降りの美しさで売られる肉。 熊本赤牛あたりを売りにしていたなら何の問題もないけど、五島牛と聞いて真っ赤な赤身肉を期待して来る素っ頓狂はいないであろう。 それにロースあたりの霜降りだと思ったから200gでオーダーしたけど、もも肉なら300g頼んでたわ。
 
 
と、不満もあってこのホテルの経営母体をみてみたら膝から崩れ落ちた。 紅虎餃子房等のチェーン店でおなじみKIWA corporationである・・・・ まあ、KIWAの社長の車を見ると只の商売人ではないとは思うのだけど。 こそっとへんなことしちゃいかん。   

 
 
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