20140912

大 間 崎



下北半島先端を、尻屋崎から大間崎に向かって西方に移動する。
まさに、こんな道のイメージ。 
 
 
道沿いにある街は小さくて静か。 そして小さな街と街を結ぶ道は何もない。 
 




そんな人もいない場所、木々が途切れたと思えば厳戒っぽい高い塀。 六ケ所村だけかと思えば東通村にもあった。 誰もいない場所だからだから核廃棄物貯蔵施設も作りやすいのだろう。 
 
 
ただ、セキュリティ上の問題か知らないけど、地図上には名称はおろか施設らしいものが何も示されていないのは第二次大戦中、毒ガス製造拠点だった地図から消された島 大久野島を思い出してむしろ怖い。
 
  
  

 
 

 


 
本州の最果て。 人に会わない。
何故だろう、点々とある小さな街に入れば、木々に囲まれた道を走る以上に時間の流れが遅く感じがした。
 
 
 


大間に向かう途中の温泉街下風呂温泉。
雲ひとつ無く晴れていた空は、急に白い霧に覆われていく。
海からの湿気を含んだ冷風、”ヤマセ” は目に見える空気。
 
 
 

  
 

  
  


R279を走り続ける間 ”大間” の表記はあったけど、初めての”本州最北端” の表記。
 
 
岬に近づくに従って、他府県ナンバーが増えてきた。 見た中で遠い場所は熊本ナンバー、そして意外に多いのが大阪、和泉、京都、滋賀 等関西圏ナンバー、・・・ 突端には旅人が集まる。
わりと来づらい場所、本州最北端に至る。
  
  
 

  
  

 
下北半島の東西端。 尻屋崎もそうだったけれど、大間崎も”ヤマセ” で霧に覆われることが多いそうで海も空も真っ白だった。  



そして、大間といえば・・・。
地元のスーパーで地の食料品の偵察するのが好きです。 東京とどれほど違うものか?
ググって楽天辺りで出てくる大間まぐろはすっごく高い。 大トロなんぞは4000円/100g とか。
こちら、残念ながら同じ下北の尻屋崎産でしたが大トロで980円/100g。 大間ブランドになるとどれほどのプレミアムが乗るのか知らないけど、都内で買う国産生マグロ大トロの半額以下でしょう。 トロバーを豪快に醤油なんぞ付けてポッキーみたいに食べたいが、そうはいきません。




 
その夜。 本州最北端の宿、海峡荘にて。
旨い、安い、清潔、この宿はアタリ。
 
  

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