20160412

軍用地求む



沖縄で衝撃的だったこと。


”求む軍用地” ・・・ 沖縄本島では気付くことはなかったけれど、本部半島の外れ、伊江島にはこの張り紙がやたらと貼ってある。 ”軍用地ってアメリカ軍の? それって買えんの? 秘密厳守?” 全くその意味がわからなかった。 
  

アメリカ軍基地の土地は日本に存在していているのに、その所有権はどうなっているのか? 軍用地は実はほぼすべてが民有地でそれを日本が借り上げアメリカが使っているという事実をはじめて知った。 要はアメリカ軍基地は日本国が税金として集めた金を国が地主に払い日本及びアメリカが管理している土地だということ。 その借地代はバブル崩壊後を含めすべての年代で上がり続けている。 そして、その管理費さえかからない収益信用度が高い軍用地は間違いのない値上がり資産として売買され商売の種になっていると知った。 


沖縄県だけで毎年900億円の税金が地代として地主に払われている。 すなわち、基地がなくなると地代がもらえなくなって困る地主、資本家がたくさんいる。 そう考えると基地反対の声を左翼の扇動とする報道も胡散臭くも思えてくる。 安全保障上必要としか本州には聞こえてこないがそれ以外に税金に巣食う輩どもの歪んだ構図がこの看板から見えてくる。 もっとも、普天間基地など大規模基地が無くなったあとは国がその広大な土地を再開発と称して高額で買い取ってくれる手土産がつくそうだが・・・ 


ググれば幾らでも出てくることだけれど、本州でこのようなことを知る人がどれほど居るのだろう。


__________________________

0 件のコメント:

コメントを投稿