20151224

渥美半島より伊勢



新幹線は豊橋で降りた。  その先は渥美半島を西に向かった。
渥美半島を走ったのは2度目で前回は北岸をそして今回は南岸。 正直な所、前回渥美半島北岸を走った印象は海沿いでも何故か風光明媚でもなく車が多い只の道。 そして今回、南岸を走っている際にふと見つけた渥美サイクリングロードへの看板。 その看板に従い海に向かって降りていった。 
 

 
  
 

  
 

  
 
なにこれ、素晴らしい。
真っ青な海に空。 爽やかな空気を鼻腔に感じていたらあっという間に渥美半島の先端伊良湖に到達した。


左に見えるは神島、そしてその先にうっすら見える陸地は紀伊半島。 そう、あっちに船で渡るのは2年前と同じだけど、アプローチがこんなに素敵だとまるで違う印象になった。


 
   
  
  
  
 

   

伊良湖ではお約束の大アサリを食し、伊勢湾フェリーに乗ればわずか一時間ほどでそこは鳥羽である。  鳥羽からは前回雨で走ることが出来なかった念願の伊勢パールロードへ向かった。
  
  
 
  

   


地図を見ると鳥羽から志摩、そして紀北にかけてはさまざまな形の島や半島が複雑な海岸線を作っている。 河川が侵食され細長い湾と半島からなる所謂リアス式海岸である。 リアス式海岸であるからそこを走るパールロードは道は山と海の両方を感じながら走る。 道から見える入江は波穏やかで、牡蠣イカダが浮かび牡蠣の養殖が行われている。 道沿いには名物の焼き牡蠣を食わせる店がいくつもあって炭火の煙が登っていた。
  

  
  
 
  
  
  
   
  
  
   
  

こうして写真を見るととってもいい所を走った様に見える。 
写真は当たり前だけど絵になるところばかり撮るからほぼ全てに海が写っているのだけど、実はパールロードはわりと内陸寄りを走っていて海はそれほど見えない。 実際走った印象は山を感じること7割、海のそれは3 割。 リアス式海岸のお約束で当然アップダウンばかりで景色を楽しむというよりインターバル連の様相。 更に悪いことには車やバイクがとても多くて自転車には向かずまた来るかといえば2度目はない気もする。 このパールロードを走ることは2年越しのリベンジだったけど、実際走ってみないと雰囲気はわからないし納得もできまい・・・ 
 
 
 


冬の日は釣瓶落とし。 
伊勢パールロードを走りきればもう夕暮れ。
夕食は鵜方のレストラン宮本
ここのシェフは来年サミットが開かれる志摩観光ホテルのメインダイニング、ラ・メールにおられた方。 少なくともこの海の幸カレーは志摩観と瓜二つの味でリーズナブルなプライスで戴ける。 う~ん美味い。

 
 
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