via カルストロード
秋吉台は日本最大のカルスト地形。 3億年前はサンゴ礁だった海の底。
この今は地上に出ている部分は海の底だった。 その海の底の更に地下にも行けるっていうじゃない。
悠久の歴史にロマンがある。
秋吉洞。 こういう場所はガッカリがおおいのだけど、ここは見応えがある。
とにかく長い。 観光路沿いには川が流れていて随時変わらいのはその水音のみで目に映る洞内の表情は常に変化し飽きさせない。
上部カルスト大地から染みだした地下水が川となり何百万年にも渡り侵食し、ある場所では崩落しこのような横穴ができた。 観光用に整備されたところだけでも長さ1km、往復で2km つぶさに見ていたらゆうに2時間近くかかってしまった。 地上で沢山やることあるのに地下時間過多で完全に尻カッチンである。
この地上地形の歴史が3億年に対して、このカルスト台地の100~200m下に走る地下世界が100万年単位の歴史。 そして、この地上の草原的風景は中世以降人間が創りだしたものだという。 元々は木々が茂る森林だったものを農作地に変えるために木を切り、草焼きをしてこの風景を保っていた。
そしてそのカルスト台地に付けられた明らかにデザインされた道筋。 そこを走る為だけでも秋吉台の雰囲気は味わえるけどそれだけではもったいない。
当にカルスト台地を縫う様々なトレイルコースが用意されていて間近にこの地形を楽しむことが出来る。 この石灰岩は海底のサンゴや海中生物が堆積して出来たもの。 広大なフィールドを走り、腰を下ろせば右端にちらりと写っているけれど化石が散見されて見入ってしまう。
萩往還に続き秋吉台と、山口はクロスバイクと相性がよろしい。
ランナーやハイカーは殆どいませんでしたが、トラブルを起こせば一発で自転車禁止の看板が立ちそうな雰囲気も致しまして細心の注意は必要ですけれど。。
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