20131222

Ghisallo CRW


 
WRC じゃーありません。 
CRWCarbon Reinforced Wood  カーボン強化木) やっぱりこの木製クリンチャーリムと言うのはトラブルが多いのでしょう。 オプションでカーボンが貼られた改良品が出ててそちらを選択いたしました。
 
 
それに伴い、空気圧上限は以前の4.5barから7.5bar とその数字を見ただけでもかなりの強化がなされたことがわかります。


 





壊れたリムを見て分かりましたが、木に布状のものを貼り付けエポキシ?なんぞを浸潤させてクリンチャーの土手を接着してたんですね。 カーボンさんのお陰で空気圧を受ける土手は薄くなりリム幅も1mm強細くなってます。
 
 
 

 
 

 
ただ、改良後のリムには超ロングニップル(特注でしょうか?)が付属し、改良前にはすっきりと収まっていたニップルの頭が改良後のものは写真のようにリムの内側に外に飛び出したままになります。 スポークテンションは小判型ワッシャーを介して基本カーボンで受けるという考えはわかりますが、なかなか香ばしいことしてくれはります。  
 
 
 
この現実を見た瞬間思い出しました。 イタリア製ニューモデル直後の完成度の低さはパネーってことを。今後きっとこの部分は奥まり普通になるのでしょう。 やはりこれは何処を見てもイタリア製であります。



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http://feticizm.blogspot.jp/2013/08/blog-post_13.html
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2 件のコメント:

  1. お〜こんなふうにアップデイトされているんですか〜
    イタリアン的な手法ですね。良いモノを残しつつ、今の使い方にマッチさせて
    今も生きているんですね。 
    飛び出たニップルもクリンチャーならチューブが直接触れて気が気じゃないですが、
    チューブラーなら袴?履いているので安心ですね。このCRW版ギザッロはどこへオーダーされているんですか? マソさん? 

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  2. そうなんですね~。 まあ、石とかでガリっとやったら外から壊れますけど。
    この改良はクリンちゃーだけのものでチューブラは今まで通りカーボンなしなんですよ。 だから
    ニップルの頭テープとかで養生しなくちゃいけません。もれなくw
    これは、国内でオーダーじゃなくオランダの業者に頼みましたよ。 

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