20130715

WOODEN RIM

 

普段乗る街乗り用の自転車には木製リムをつけている。
木製のリムはたまに見ますけど、それらはチューブラでクリンチャの木リムは自分のもの以外見たことがない。 おそらくクリンチャー木リムにはいろんな問題があるのだろう。  容易に想像できる問題はタイヤの空気圧でリムサイドを押し広げる力。  確かにバルブ穴の所に Max Bar 4.5 とシールが張られています。
 
 
 

 
このリムは北イタリア、コモ湖の山の上の Giovanni Cermenati さんが作ったやつなんですがねえ、 さすがイタリアさん。 ヒタヒタと脅威が近寄って来ました。
 
  

自転車を置いてコーヒーを嗜んで出て来ましたら何故かブレーキシューがリムにあたっとる。
最初は、チョットホイルが振れたかな?と思いシューとリムとのクリアランスを見ると、シューに触れる右側リムサイドに対して左側リムサイドはシューから離れている筈と思いきや左リムサイドとシューとの間隔は一定 ・・・・ 悪い予感がしましたが、その予感通り右側リムサイドが一部分空気圧に屈したようでモコっと膨らんでました。
 
 
  
でもなんでしょうね? 
これがもし日本製ならワンツーでクレームの電話を入れそうなもんですけども 「これはイタリア人が作ったもんだしこんなものだろう・・・」 とすんなり受け入れてしまう自分がいる。 イタリアの製品品質に対する期待値は高くない。 でも、それじゃ世間はイタリアのプロダクトなど許さない訳で、そこには別のワクワクさせてくれるような期待感がある。 特に趣味性の高いプロダクトに関しては世界的に見てもかなりの存在感を示すイタリア。 これは天性。  真面目な日本君なんぞは全てにおいて完璧を志向した挙句真面目すぎてつまらないなど言われてしまうことまである訳で、なんという理不尽でありましょう。  
 
 
Related to:
http://feticizm.blogspot.jp/2013/08/blog-post_13.html 
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3 件のコメント:

  1. チューブラーだけかと思い込んでいましたが、クリンチャーもあるんですね。
    確か前に書かれていたヴェラーティさんも木リムは良いよって一言でcerchio ghisallo 探しました。 キノピオの安田さんってzulloのペインターやって居られた方が代理店のようでした。ブレーキ接触面の食い付きっていかがですか?
    お見受けしたところシューの接触するところにもニス塗りされていますよね?
    因みに何本組を使われていますか?

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  2. 確か、ヴェラーティさんちのCeliniにも木リムが付いていましたね。
    ただ、どうなんだろ?所詮木ですからね。精度もよくないですしロードで長距離とかちょっと不安な気がしますが・・・ シュー接触面はニス塗りされております。食いつきもまあ、問題ないと思います。が、写真のように黒くなるのでそれどうなのよ?と。 スポークは前後とも32Hです。 ちなみに言うと、木リムは乗り心地が伝々言いますが、そもそもスポークテンション高くして組んでもどんどんホイルがグニャグニャになって二進も三進も行きません。必然的に柔らかデフォルトになりますので、乗り心地が良いだけだと思うのです。

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  3. グニャグニャと云う事をイナスと理解していました。
    日常遣いされている方の意見は、素晴らしいです。デフォで柔らかと。
    実は高校生の時だったと思いますがアマンダの木リムホイール興味津々で値段の高さと雲の絨毯のようなんだと
    思い込んでいました。 

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