地下鉄駅と言ったらたいていどれも同じで、駅名の看板を確認しなければ何処にいるかさえ分からない無個性ぶりだが、大阪の地下鉄、特に御堂筋線は個性に溢れた駅が多い。
ホームの壁にはキリン、象、ライオン、シマウマ、ヒョウ ・・・・ 動物園前駅と言うだけでこんな遊び心があったら子供達もさぞ喜ぶに違いない。
しかも、白タイルにペイントしているだけと思ったら大間違い。
こういうもので手を抜いたらいきなり安物臭くなることがよく分かってはる。
他の駅も同様に個性的、梅田~天王寺間の大きな駅は天井が高く、その天井からは駅それぞれに違った蛍光灯アートのペンダントが目を楽しませてくれる。
この御堂筋が開業したのは日本初の地下鉄が浅草-上野間に開通してから5年後の1933年。 天井が高い大空間と共に、開通当初は1両編成での営業だったが、10~12両分が停車できるようにホームは造られていて、現在の銀座線、丸ノ内線など古い路線とを見比べても先見の明があったのだと思う。
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