20110618

Castel di Lego oro カステル・ディ・レゴ・オーロ




オリーブオイルを始めて食材として意識したのは約20年前。
ミラノのとあるレストランでカツレツを注文した際に店主が勝手にオリーブオイルをかけやがった時


今でこそ、イタリアンに行けばパンにオリーブオイルを付けて食べたり、グリルの肉や魚にオリーブオイルをかけたりすることも珍しくないけれど、当時オイルを、しかもカツに掛けるとは!・・・・ 東洋人だからバカにされたのか? はたまたウエルカムじゃないと示しているのか? と腹立たしく思ったのだけれど、店主を見れば何故かにこやかに接するばかりで故意に悪意のあることをした風には到底見えない


その後も幾度となくイタリアを旅すれば、必ずオリーブオイル、ビネガー、サーレ・エ・ペペがセットになって出てくるわけで如何にイタリア料理に欠かせないモノか分かってくる。
最初こそオイルをカツにまで掛けるおかしな人たちという認識でしかなかったのだが、サラダに始まり、そのうちその香りが気になりだし、なんにでも掛けるという定石とも言えるパターンである。






で、冒頭の写真 Castel di Lego oro(カステル・ディ・レゴ・オーロ)
いろいろとレストランに行けば、これはいい思うモノに出会うことがある。
確か2年ほど前、葉山のピスカリアというレストランにてインパクトある青いトマトの香りの割にそれを邪魔する苦味などもなく思わず「なんてオイル?」 と聞いてしまったのでした。


実はレストランで 「これはイイ」 ってオリーブオイルの銘柄を聞いた事は2回しかない。
その他の一回というのは、大阪のPonte Vecchio で聞いた Re(レ)というオイル


偶然にも、というか? 調べてみれば両方ともシシリアはラグーザ近郊のトンダイブレア種というオリーブ由来で、図らずもこの2品に反応したのはこのトンダイブレア種のオイルが私の好みだったと言うことなのでしょう


と、こんな事を書き殴りながらもお取り寄せまでする気は無い無気力人間な私は、偶然にも伊勢丹でCastel di Lego oro を見つけたので買ったまでで、これがReであってもおかしくない。
只、いろんな店で買いあさっては数種を使い分けているのですが今のところこれである事には間違いございません。



Related to:
http://feticizm.blogspot.jp/2014/11/mandranova-olio-di-oliva.html
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