20160214

チプカシ




この2~3年この手のカシオの時計が若者の腕に巻かれているのをよく見ていました。 私はヴィンテージウォッチが好きなこともあり、”昔流行ったデジタル時計なんてよく残っているもんだなあ。そんなのが今若者に受けているのか・・・” なんて面白いと思ってました。
 
  

そして、最近アマゾン内を逍遥しておるときに見つけてしまったのです昔風。
そして658件のカスタマーレビューに目をやり、消費社会の成熟ぶりここに極めリと驚嘆しました。 
現代の流行りとして捉えている若者のレビューばかりと思いきや、昔を懐かしむエピソードなど添えられた年配者と思しきレビューが多く含まれているではありませんか! そのエピソードがまた他人のエピソードながら、甘酸っぱいような、ほろ苦いような、遠い目になる様なエピソードで思わず読みふけってしまった。 しかも、昔を知り今オッサンにって再びこれを着けるのがカッコイイと言った記述まで。 35年前には5桁の値段がついていた時計も今や3桁円、”チプカシ=cheap Casio”と呼ばれています。 これだけ物がコモディティ化し値段が下がるスピードまで早い時代にインフレ率2%目標とか80年台と同じ感覚の日銀黒田に日本が翻弄されていることに庶民の悲劇を感じます。 私はひねくれものだったので皆と同じカシオでなくオリエントのデジタル時計を使っていましたが思わず懐かしくこちらをポチッとした次第でございます。  



Refered to:
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%AA-CASIO-%E8%85%95%E6%99%82%E8%A8%88-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89-A158WA-1JF/dp/B003OIB8Q0/ref=cm_cr_pr_product_top?ie=UTF8
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