念願の三国峠 ・・・ もう何年も
ランドナーな人たちには大昔からお馴染みの峠だそうで同宿の客の中にもそんな方がいた。
MTBではここまで来る気もしなかったけどシクロクロスを手に入れてからムクムクとやる気が湧き旅情を掻き立てられた場所
たしか3年前、大弛峠を登ってそのまま三国峠に突入するつもりだったけど大弛の時点で膝が痛くなるし、秋の日は釣瓶落としだしで八ヶ岳でキノコを食べるコースに変更して丸く収めたことがある。
実は呆気なかった
宿から三国峠は10km程しかなく、しかも舗装路、そして峠近くまで耕作地などもあり林道とはいえ電信柱が道沿いに突っ立っていて、秘境めいた印象を持っていた ”あの三国峠” ではなかったから。
峠は切通しになっていて秋の入道雲をバックにバイクが走ってきた。
その切通しのあたりで舗装路がダートに切り替わる。 その切通しは長野県と埼玉県の県境にもなっていて埼玉側に入ると ”三国峠” の看板と ”悪路注意、落石多数” など注意書きがたくさんあった。
峠付近には数台のモトクロスのグループ、そして写真など撮っていると3分間隔くらいでバイクが上がってくる。 秘境というイメージだったけど、上がってくるバイクの数、そしてモトクロスだけではなくカブのおっちゃんが上がってきた時には心のなかの ”秘境”という言葉が消えていった。
中津川キャッンプ場の手前でいきなりダート道が終わった。
看板の通りダートの距離18km。 ずーっと下りだしせいぜい1 時間強位かなと思っていたら3 時間も掛かった。 いや、掛かったというより掛けたといったほうがいいかもしれない。 朝の長野の気温は10℃、森は木によっては葉先が色づき始め夏服では寒いほどだったけれど、太陽が昇るに従い暑くもなく寒くもない最高の気温。 山の空気は清廉で方方で止まり景色を眺め写真を撮りながら降りた。
ダートが終わった時点で、もう埼玉秩父に着いた気でいたがとんでもないトンチンカンだった。
山の中で3時間も時間を費やし既に昼前、更に秩父までは40kmもありやがる。 補給食も尽き秩父近くに辿り着いたあたりで豚丼の看板に吸い込まれた。 豚丼も思い浮かべていたから渡りに船。 と思ったら、これは豚丼ではなく豚の角煮丼。 味は甘味噌味、思ってたのとは違うけど五臓に染み渡った。
最後の峠は山伏峠
R299の車の多さに辟易し、東京まで自走で帰ろうという気は失せ飯能で車中の人
充実感あふれる初秋ツーリング
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