「もしかしたら今週末そちらに行くかもしれないんだけど、工場とか見せてもらえます?」 試しにデローザにメールしてみたところ、「土曜は午前中だけ、日曜は休み、それ以外なら開いてるよ。」 と、見せてくれるともくれないとも書かれていない返信がきた。
その送り主名は Cristiano DeRosa ・・・ 顔も見たことがないカスタマーか否かも分からない有象無象のメール対応まで(三男)クリスティアーノが直接やってるのか、と少し驚いた。
Cristiano De Rosa
Backstage tour
1953 First DeRosa、Eddy Merckx Molteni Model、35’anniversary model、1994 Bertin's Titanio、1994 Bertin's TTbike、1996 First Aluminum Planet on display Doriano De Rosa
Making Titanio
Measuring with a tape ・・・・!
God Father Ugo DeRosa
Have I nothing to say?
Mauriccia DeRosa
「もしかしてあなたはデローザのマンマ?」 と聞くと 「そうよ」 と返ってきた。
マンマはウエア担当である。
マンマが対応してくれる上にウエアやビブ €50、グラブ€10 程と英国勢のセール時期より安い。
DeRosa と書いてあるのが嫌でなければいい買い物が出来る。
しかもルーマニアや中国製ではなくMade in Italy 。
最後にクリスティアーノが「何かあればなんでも言ってね。」 というから、「チタニオのヘッドバッジはビニル製が付いてきたけど、菱餅タイプの方が良かったんだけど・・・」 と言えば、あっという間に用意してくれた。
もちろん、金はいらないよと ・・・
父、母、次男、三男 ・・・ 総出演者4名。
デローザほどの著名なブランドだけど実に驚くほどのファミリービジネスであった。
言うても、自転車界では超有名な企業の創業者とボンボンである。 工場がストップしている土曜日でもファミリーだけが仕事をしている。 これは創業者一族 = 左うちわ的なイメージとはかなり違う。
普段でもわずか20人で回しているそうでそれはそれで驚きだけど、土曜に行ったのがかえってファミリーだけの雰囲気が見られて良かった気がします。(カーボンやらクロモリの製造過程は見なくてもいいという前提ならば・・・)
ここは余程のDeRosa 好きしか来ない場所と思っていたけどそれじゃもったいない。
なぜならここでは昔ながらのクロモリのロウ付けからチタン、アルミTIG溶接、そして最新のカーボンフレーム製造、載荷試験までやってる。 今やブランドだけのOEM も増えて一箇所でこれだけのことをやってる工房も殆どないだろうし、更に関係者の口添えもなしにそれをフレンドリーに見せてくれる場所なんてそうあるとも思えないのだから・・・
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