今年の春は雨や風やで桜を楽しんだ期間がほんとに短かった。
過ぎた桜を追いかけるように東京を西方に向かった。 奥多摩から標高が上がるに従い、葉桜、散り始め、そして根本には花びらもない満開と季節を逆行する。
ああ、まさにそこから下り。 それが峠。
気づけば花魁淵をすっ飛ばす通ったことがないトンネルなど抜けた。
そのトンネルの竣工日は2008年とあった。
この最後の登りも7年以上ぶりだったかと、遠い目になった。
そして峠の広場は富士は見えるが華がない。
富士に向かって甲府に下り降りるワクワク感を演出するとか無いのか
まあ、そこまでいかずともこの看板何とかならんのか・・・ 7年前も思ったけど。
柳沢峠から塩山に下り降りる途中、正面ズーッと向こうには南アルプス。
そして、中遠景から、近遠景、そしてすぐ側まで桃のピンク色
果物の中で一番好きなのはズバリ”桃”
箱買して一夏で50個位は食べるんではなかろうか。 夏の桃を食べるとその上品な甘さに感動しケーキなど人工のお菓子など全く食べる気すらしない。
桃源郷って言うのは字のごとく”桜”でも”梅”でもなくやっぱり ”桃” なんですよね
夏になると本当にもぎたて桃祭何ぞやっている。 でも、夏来たことは一度しか無い。 というのもここ甲府盆地は全国有数のホットスポットで真夏には40度近くなる。 その温度じゃ山を超えてまで来たくても簡単には来れない場所。
樹齢300年の見事な枝垂れ櫻は慈雲寺。
そして、昼にはここ甲州の名物の一つ馬刺しをいただいた。
甲州名物といえば、B級グランプリで有名になった鳥モツもあるけどここは馬肉でなければならぬ。
それは馬肉のことを桜肉と呼ぶ理由にある。 切ったばかりの肉の色が桜色だからというもの、そして馬肉の旬の時期が冬の草や穀物を沢山食べたあとの桜の時期(=まさに今)というもの。
いつも思うけど馬肉というのは本当に味がある。
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