20130517

軽井沢から長野


 
軽井沢から長野 ・・・ R18号を高原を繋ぐ道なのだから爽に違いないという妄想を携えて来たんだけどまるで違ってた。  車は多いし、向かい風の強風がずっと吹いていて大型車が来る度に空気の塊が飛んできてガードレールに弾かれる。 危ない事この上ない。
 
 

道の下調べも無いしそんなものかと思っていたところ、海野宿入口という看板が目に入った。
そこは江戸時代にリタイムスップしたような雰囲気のある宿場町跡。 国の重要伝統的建造物群保存地区だそうで中に戸境の防火壁 「卯建」 が立派な民家が軒を連ねていていた。 今まで走ってきた国道とはあまりにも雰囲気が違っていて砂漠の中のオアシスに辿り着いたような気になる。 国道など主要幹線や鉄道が直ぐ側に通っていてここまで町並みが保存されている事は奇跡的なことだそうです。
 
 
 
   
  
   

 
シンプルに「長野」
海野宿の後R18号を走る続けるのは堪らんとスマホ調査してみましたら千曲川沿いに長野まで千曲川サイクリングロードというのがあったのです。 
渡りに船とはこの事。 これはいい。
 
 
 

  
千曲川サイクリングロードを走っていたら姥捨の看板があった。
そう、ここは棄老伝説で有名な姥捨山である。 
長野自動車道で松本から長野に向かう時この姥捨山から見下ろすように輝く長野の夜景がとても綺麗だったことを思い出して思わず登ってきた。  
 



 
  


 


姥捨地区では市街地を見下ろす様にあるその不整形な棚田が立派でした。
田起こしは終えており、後は水を張って田植えを待つばかり。
月夜にはそれぞれの田の水面に月がその姿を反射する「田毎の月」として、松尾芭蕉や小林一茶など多くの俳人の句の題材にもなったそうである。 そう聞くとまたその時期に来たくなってしまった。
   
 
 


姥捨山からは再び千曲川サイクリングロードへ戻る。
長野までもう距離はなく傾いた日が千曲川にキラキラ輝いていてもう凱旋気分。
志賀草津道路を越えて長野に入る事は敵わずだったけれど、これはこれで良かったと・・・




 
夜、空腹で挑んだ中華。
何度か来ている長野駅近辺でやっとアタリと思える店に巡りあった。
旨い、安い、小奇麗、素晴らしい。
お陰でその後の2週間で3度来ることになったのです。
 

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