20130217

KYOTO Pride


 
京都に到着しました。
8時を回っていたので、飯は京都駅の駅ビルで食べることにたのですが、ほんまホッとしました。

 
 
盆が運ばれてきた瞬間山椒の香りがくる。
湯葉の下に隠れたにゅう麺をすすれば鰹だしの香りが鼻腔に広がり、胡麻味噌に脂のった鯛の甘みが口に広がる。 にゅう麺の出汁、鯛丼は最後出汁をかけて鯛茶で戴くのだけど、全て飲みきった。
 
 
 
普段東京にいると化学調味料が強すぎ舌がピリピリする様な味噌汁が出てるくことも多くて残す事多いなぁ・・・って。
そして関西は出汁の文化やなあってホッコリした。
と、そんな時ちょうど座っている席から厨房が少し見えて調理人が米袋ほどもある袋から鰹節を鍋に投入しているのが見えた。  これなんだよなぁ・・・
ちょっと入った駅ビルの飲食店ですら、沢山の鰹節でちゃんと出汁をとっている。
「参りました。」 と心のなかで言いました。
 
 
 
京都人はプライドが高いとよく言われる。  
そら当然です。 「お前らとは違う」って思って当然。 伝統が根本にあるんかなあ。 
伝統があるから、変なことしない。出来ない。 
伝統無いところは、壊すことも平気。そもそも守ってきたものなど無いし。守るものもない。
真面目に出汁などとらなくても、だしの素でOKと思うか思わないか。 
伝統に根ざしたプライドなのでしょう。


   
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