日本一深いV字谷、黒部渓谷を走るトロッコ列車。
狭い車内、扉もない剥き出しの車内、手を出せばトンネルの壁にも手が届き、子供の頃の冒険気分を味わう。 昔は切符に「命の保証はしない」の文言があったそうだから、本当の冒険だったのだろう。
天気悪く世界遺産五箇山を巡る事は叶わず自転車括り付けトロッコに乗って秘湯黒薙温泉ヘ
深いV字谷、下には推量タップリの雪解け水、そして溢れんばかりの新緑。
オープンサイドからは、その風景を押さえようとカメラを構える沢山の手が出てきた
車窓からの風景に圧倒されあっという間に黒薙駅に着く
ホームから線路を跨ぎ温泉ヘ向かう急峻な岩肌に付けられたアプローチがまたよかった。
「危険」の看板、石はコロコロ落ちてくるし、水がポタポタ垂れてくる。 再びの冒険気分。
30分弱で鄙びた風情の温泉宿に着いた。
宿の横を流れる川のあちらに雪渓が残っていて、そこかしこから高温の蒸気が吹き出している
露天風呂の脱衣場はちょっとした布テントで、風景と相まって秘湯気分を盛り上げてくれる。
さて入浴と、足を入れたらこのお湯が糞熱くて「熱っ、熱っ」とフリーチンポのまま大自然の元右往左往するより他無いのでした・・・
温泉地として有名で、トロッコ列車の発着地である宇奈月温泉は、約100年前の大正時代に湯量豊富なこの黒薙温泉から導湯管で温泉を引いた事が始まりだそう。(写真は導湯管)
すごいなー
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