沖縄は南北に長くその長さは直線で100km以上に及ぶけれど東西方向には細く、一番くびれたうるまから恩納村はわずか4km程しかない。 そのほっそいところを西海岸に横断した。
そう、ここは西海岸のシーサイドである。
西海岸の道R58を走っていると必ずそのオーラに引き寄せられるシーサイドドライブイン
さすがNHK様、目の付け所がシャープです。 ”ドキュメント72時間” で取材しましたシーサイドドライブイン。 私もあの番組で皆が飲んでたスープなるメニューを試したくてピットイン。 スープだけってわけにもいかずビフカツサンドも頼みましたが。
これは、あれだ。 ジャッキーステーキハウスで味わったあのスープと同郷と申しますか、懐かしい。 でもこれはあれほど不味くはない。旨くもないが・・・ いやいや結論はあの時と同じだ。
私の評価などどうでもいい。 ”これを食って育ってきた人にはこの懐かしい味が正”
万座のぞうさんを超えるとひたすら名護を目指す。
名護までいけば、本部半島を西方に進路を変える。
真っ青な海のある道沿いをひたすら走るだけであった。
贅沢なもので、真っ青な海も変化がなければ普通の景色に変わる。
そんなところに島と橋が見えてきた。
本部の少し手前、瀬底島とそこに渡る瀬底大橋。
島にも渡った。 何もなかった。
いや、道を普通に馬が歩いていた、山羊がいた、木があった、海も空もあった。
島を出て振り返るとダイヤモンド瀬底大橋。
本部に辿り着いた辺りでサンセットを迎えた。
そんなところに海とは反対の山の方向にアイスクリームの店と看板があった。
凄い激坂を登ったガタガタ道の途中に風変わりな建物。
窓からはこの景色
海に沈む太陽なんていつぶりだろう?
2年や3年どころではない、もしかしたら10年くらい。
最後に見たのはとてつもなく昔だとおもう。
店の人曰く、沖縄って青い空に青い海のイメージで本州の人は来るけれど、日本でも晴れの日の日数は後ろから数えたほうが早い位の悪い成績だそう。 更にこうやって海に綺麗に太陽が沈む日は沖縄でも一年に10日も無いのではないか?とのこと
夜ご飯は本部である。
この地には”もとぶ牛”なる牛がいるらしい。 産まれも育ちも沖縄。
見目麗しい見た目、素晴らしい。
私は期待とともに肉を口に放り込んだ。
だが、新鮮すぎるのか熟成してないのか何なのか? 肉に全く味がない。 見た目だけの肉。
これは懐かしの味じゃないはずだから許さねーゾっと。
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