今だ現役で使っています10 年も前のHOPE というイギリスの会社のチタンハブ。
チタンハブと言う名前に惹かれ嬉しがったものですが、金属の色味からハブシェル全体がチタンなのではなくピースに分かれたハブシェルの軸っぽいチタン色のところだけがチタンのような気もします。
そんなチタンもどきなハブとはすべてが異次元なハブがあのGOKISO から出てました。
航空機のジェットエンジンの設計思想だとか、時速300kmにも余裕のキャパシティーとか自転車にはまるで不必要な過剰品質とそれに跳ね返る68万円という価格。
馬鹿なもの作りはります。
でも、やはり採算度外視、糞真面目に糞馬鹿正直に作られたものだけが持つオーラにはやはり萌えます。特に弾性体衝撃吸収構造とか言うフィンガー形状のフィンでフランジを支えるこのディテール。 しかも無垢のチタン合金(Ti-6AL-4V)削り出し。
こんなものじゃまるで目立たないし、こういうのを買う人ってのはフェラーリ乗って銀座あたりを流す人種と同種とも思えないし、かと言ってこのハブの性能が勝敗を決する様な戦いを演じているような人でもない気がするし、殆どパトロンとかタニマチ的な粋がないと無理な気がします。
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http://www.gokiso.jp/products/hub2.html
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68万円ですか!
返信削除普通の感覚では、まずあり得ないですね。
受注製作ですよね?
チタンだと色の事でちまちまする事無いでしょうし、仕上げくらいだとすると
フルオーダーに近いものでしょうね。
チタン奥深いですね。
すごいなGOKISO!