富山県高岡市に来ましてたまたま通りかかる。
O-111、O-157による食中毒で5人が死亡、24人が重症となった焼肉酒家えびすがあった場所。 えびすはご存じの通り運営会社が破産整理されたが、驚くべきことに連日報道されたあの建物は特に色を塗り替えるでもなく、看板だけがV-brianに変わり安売り焼き肉という前と同じ業態で運営されている。
こんな縁起の悪い場所なら建て屋を買い取るにしても賃貸にしても激安間違いない。 そして居抜きなら開店費用を押さえられる ・・・・ とは言っても同じ業態じゃ? と考えそうなもんだがそうではないようだ。 その証拠に駐車場を見れば満車に近い状態である。
東南アジアの国を旅すると、その食費の安さに驚いたりするわけだけれど、いざ帰国し足元を見れば280円牛丼だとか100円ハンバーガーだとか ・・・ 東南アジアと変わらない値段じゃんって。
この日本は世界有数の先進国の筈だが、その国ではもはやこんな値段にしなければ売れない程貧しくなったのかと愕然としたりする。
放射能汚染では食品に対する日本人の神経質さも見た。 そして件の事件当初あの値段で生肉を出すなど不可能などと言われた。 にもかかわらず、その同じ場所、業態で営業が続いている。
なんだろう? このアンバランス。
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