ラッキーバンブーとか言う観葉植物。
普通半年くらいで枯れるらしいが、5年近く生き続け背丈も中学生くらいになった。
大抵、 幹に2つ枝で売られているのだけど、下の方の枝に水や養分が集中するためか上の方の枝は殆ど成長しない。 そのまま放っておいても上の枝は細り、そのうち幹がネクローシスに陥り全体が朽ちる。
枯れるを待つならと上の小さな枝を切って水に刺した。
僅か4日で根がにょきにょき伸び出し、2週間後には立派な根が続々と生えてきた。
環境が悪かったばかりにくすぶっていたパワーが一気に吹き出したように見えた。
何故そんなことをしたかといえば、それまでも植物の生命力を目の当たりにしていたからである。
枝からポロッと落ちる更に小さな枝を拾っては土に刺していた。
落ちた小さな枝を拾うとひっくり返ったまま土に向かって根を伸ばしている健気な姿を見てからだ。
とは言っても15年も前に貰って10年は水すらやらず、外に出しっぱなしでやせ細り成長しないが死んだ気配もなかったそんな奴。 そんなほったらかしの奴の健気な姿に感動して5年前から太陽光、水、養分をくれてやった途端みるみる成長を始め一本の木のようになった。
ここにあるのはすべて一つの木から落ちた枝を挿し木してできたクローンである。 面白いのは枝が2つに別れ更にそれぞれの枝がまた2つに分かれていくそのタイミングが鉢を異にしても同じなのである。
その名は”金のなる木”
これを見るとなんとなく力が湧く。
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