千葉という場所は公共交通の密度が低い割に人口は多い。
なので皆車を使う。 特に幹線は千葉は自転車が快適に走られる場所は実は少ない。
でも、幹線から外れた田舎道に入ると好きな景色がある。
だから、マップで見れば色が付いていない細い道に入ってみたくなる。
銚子の近く。 屏風ヶ浦の断崖の切れ目海に面して広がる段丘の野菜畑。
ほぼ野菜畑と数件の民家しかないような場所。
ひっそりしていて、静かで、でもこの冬でも太陽は眩しい。
銚子へ向かう南岸にドーバーラインなる道がある。
そんな名前で呼ばれていた記憶はないけど昔は有料の自動車道だった。 その道を今は自転車で走れる。 走れるだけで車はかっ飛ばしているし自転車で走って楽しい道ではないのだけど。
昔は路肩に車を寄せて止めるような場所があった記憶があるけど今はほぼ無い。 車は高速で走り過ぎるのみ、そんな途中にガードレールでしっかり封鎖された海に降りる道がある。
ドーバーロード ・・・ 分かるけど海峡でもないしイギリス側の断崖のように白くもない。
ここには何度も来たことがあるけれど、いつも白波がこのテトラポットに打ち砕けていたイメージが有る。 護岸用に作られた道もこの有様だからそのイメージ通りの環境なのだろう。
冬なのに風は無く、海は凪、空は晴れ、穏やかな日。 地層から滲み出る水が断崖を伝い陽の光でキラキラと光っていました。
旭市から銚子方向は屏風ヶ浦と呼ばれる断崖が続きその断崖の西の端。 テーブル状の断崖が終わりストンと陸地の標高が落ちる。
千葉県の旭市のあたり、この地形的な特徴も手伝ったのだと思うけれど東北大震災で起きた津波でこの旭市も大きな被害を受けた。 その辺りに店はある。
極上鯖 ・・・ 水揚げの1%程しかない800g以上の鯖だそう。
生の鯖の刺し身、さば味噌、鯖寿司など鯖三昧。
さば味噌とか刺し身とか温かい白飯が欲しくなる。 なので白飯も食べる。
そして最後に、ご飯がみっちり詰まった鯖寿司。
そう、炭水化物過多、それが日本食。 だがそれがいい。
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