1日くらい雨の日があってその日にじんわり休もうと思っていたのに連日いい感じの天気。 そのお陰で毎日走り、飽きてきたのか違うこともしたい、だけど晴れたら走りたくもなるこのアンビバ感。
翌日にはこの旅一番の山岳コースである八幡平アスピーテラインが控えているわけだし。
角館。 ここには秋田新幹線が止まるのをいいことに角館からアスピーテラインへの起点として水沢温泉まで寄り道をしながら。
小京都 角館。 さすがに雰囲気がある。
400年遡る藩政期の地割りが残る重要伝統的建造物群保存地域。 通りに垂れる緑と木漏れ日に黒塀が美しい。 驚くべきことに連なる武家屋敷の中には今もその子孫が生活をされている屋敷さえある。
夏のこの姿も綺麗だけど、この通りの両側から枝垂れる櫻が満開になった街の姿は如何程だろうか。 駅前には人も殆どいなかったのにこの通りに来ると夏のこの時期でさえ観光客沢山。 バスでドッサリと来ては駆け足で撤収していく。 とっとと田沢湖や八幡平に向かうのだろうか。
ここは年間200万人が訪れる東北有数の観光地であった。
昼は稲庭うどんにしたのですが、またもや恥ずかしい。
稲庭うどんの名は知れども、稲庭うどんて秋田だったって知らなかった。
比内地鶏に続いて、稲庭うどんもか・・・
関係ないけど全国学力テスト日本一は秋田らしいし、意外と秋田は持っとるな。。。
いぶりがっこ。(燻したがっこ(漬物)) 手前の棒状の樹の枝みたいなやつ。
山田婆ちゃんが作ったっていうこれを食べさせてもらった。 漬物と燻製の香りと言うのは思いのほか相性がいい。 旨い。
元々、雪が多く天日干し出来る期間が少ない地域で囲炉裏の上で干していたところから始まった秋田の漬物。 また、食べたことがないものに出会えた。
うどん食って、いぶりがっこ摘んでデザートに至る。
果物屋がやっているだけのことはあって桃がほんとに旨かった。
思い切って店主のおじさんに言った。 「桃だけで出してもらえませんか?」
「それはやらないことにしてるんだよね」 と店主。
上の桃は超絶スピードで平らげたが、その先何故か喉を通らない。
下のハイビスカスの飾り付けもそうだが、桃から下のテイストもこの調子なのには困った。
要は昭和っぽいのである。
今日は移動するより寄り道の日でした。
だからせっかくのシクロでこういう道に分け入らない理由は無い。
エメラルドグリーンの水を湛える渓谷、岩を掘り抜いた道、渓谷に流れ込む瀧 ・・・ 美しくワクワクドキドキする道。 この細道は国道に続く筈だったけど崖が崩落して通行止めだった。 結局引き返すことになったけど寄り道とはそういうものでしょう。
山の方向へは田沢湖を回って。 その途中、人だかりの先には黄金のたつこ像。
観光バスは止まり、沢山の観光客を下ろしていくけど、新しい遊び?
それよりこの周囲20km程の田沢湖が日本一の水深-424mであることに驚いた。
田沢湖から山の方面は名湯秘湯の嵐である。
名湯で有名な乳頭温泉、ガン治療で有名な放射線を発する天然岩盤、そしてちんぽの皮など戻しておかないと粘膜がやられるという日本一の強酸PH1.1を誇る玉川温泉など枚挙にいとまがない。
まずは初心者向け水沢温泉の源泉かけ流しにごり湯にて寄り道の日を締めくくった。
ザッブーン
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