20130320

雪の合掌集落


 
雪がすっかりなくなった富山の高岡から一山越え白川郷に向かった。 
3月というのにスノーシェッドから見える景色は雪国の冬景色そのものでした
この山深い飛越峡合掌ラインでも電光掲示板は14℃をさし、スノーシェッドの屋根から絶え間なくポタポタと落ちる雪解けの水音がその景色とあまりにもギャップがあった。 
 
 

白川郷、そして五箇山、相倉の合掌造り集落がその雪深さ、山深さによって守られてきたことを知って、雪が残るこの時期に来たかったのです。 
 
 
 

 
白川郷に入る時。
直接集落に入らず一旦R360から山に登り、この見晴台で全体を眺めてから入るのがいい。

 
そして、下に見えるメインの通りなど一度も通らず集落の端っこを通り、そこにあるいい雰囲気だけを抽出して帰る。 そうするのには理由がある。


 
 

   
 


 

 

白山連峰をバックにした雪景色、合掌集落 ・・・・ 日本の原風景を想起させる集落は鄙びていてほしいという実にエゴイスティックな望みがある。 でも、世界遺産白川郷には、高速の高架が掛けられ今や観光バスがバンバンやって来てドサドサと人を下ろしていきます。 しかもそれがガヤガヤとうるさい中国語だったりした時にはゾッとする。
 
  

観光で生計を立てている人も多くて宿や飲食店も多いしエゴイスティックな願望など持っていると調子が狂うのだけど、殆どの観光客はバスの出発時間もあるから集落の大通りには寄り付かないなどちょっとしたコツさえつかめば、あまり落胆して帰らずに済む。
 




と、集落の外れまで来れば観光客も来ないひっそりとした場所に見覚えある三棟。
 

キャノン5DCMで使われている景色(http://web.canon.jp/about/ad/tabi-eos/ad_gallery/index.html)がある。 





 
白川郷を離れるときそこにある雪国の風景とは裏腹に、車道を走る限り雪の心配はまるでなく 「もしかしたら・・・」 と酷道で知られる憧れの R360号は天生峠へ向かったが・・・

  
 
もちろん冬季閉鎖は承知の上で、自転車をおいてでも天生峠まで行ってそこからの白山連峰を見る気満々であったが、除雪がされていない場所はこの有り様できた道を引き返すしかない。 そして、白川郷の俗っけを拭い去りたかったのか?帰りに去年初秋に訪れた五箇山の相倉集落にもよることにした。




 
     

  
  







相倉集落は世界遺産の合掌集落群の中でも地域の結びつきが最も強いと聞いた。
白川郷よりも更に雪深く、地域的に周りとの繋がりも少なかったからだろうか?
白川郷のように観光客に媚びるでもなく凛としていた。










ゆく冬を惜しんで蟹を。

訪れる春を喜び螢烏賊、新たけのこ、甘エビ・・・
 
冬の景色、春の空気の中のツーリングのあと。

 


Related to:
http://feticizm.blogspot.jp/2012/10/blog-post_6.html
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6 件のコメント:

  1. 清水真(toto)2013年3月24日 17:49

    こんにちは
    白川村行かれたんですね。
    数年前、私も天生峠へ行く事が出来ました。
    5月の連休では早く、月末に行って初めて越えられました。
    峠の駐車場から山頂に向かう途中に湿原もあり、眺望も楽しめたと微かな記憶が残っています。安房峠、天生峠、ピークハンターさんですか?
    いずれの峠もゴールデンウイーク過ぎないと厳しいですね。
    私も峠は好きです。輪をかけて旧道で行きたいバカモノです。
    渋峠、麦草峠、乗鞍 どこも絵になりますね!

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    1. こんにちは
      そうなんですよ。確か天生峠の開通は5月末だったか6月始めですから渋峠なんかよりずっと後で雪深い事がわかりますね。その頃だとまだ白山は雪を被ってい見事だったんじゃないでしょうか? 私が以前行った時は紅葉の少し前で白山も雪がなく今ひとつでしたので雪の白山を天生峠から見たかったのですよ。
      ピークは特に狙っているわけでもないのですよ。この山がちな日本で地点を移動するときに超えねばならぬ、しんどいけどいいものをくれる場所と言った感じでしょうか。
      私も旧道でゆく峠は好きですよ。ただ、麦草は辛い記憶しか無くって除かせていただきます(笑)けども・・・

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  2. 清水真(toto)2013年3月26日 15:00

    麦草の辛いっていうのは私も実感しました。写真で見ると高原状ののどかな道のりを勝手に描いていましたもん。
    麓の取り付きから激坂の様相を呈していました。なにせ長いと言うのか遠かったです!
    何度下ろうかと逡巡しながらも、終わりの無い坂は無い、明けない夜は無いだの何度も唱えこの機会逃さないようにと
    気長に向かい合おうと思いました。インナーも落としてのんびり漕ぎ上がったものです。
    質問です。私は、47歳です。競う乗り方よりもバイクに乗って遠くに出掛ける事に無情の喜びを感じ、クルマもモーターサイクルも遠ざかってしまいました。
    今は無音のバイクにぞっこんです。
    そんな乗り方にチタンバイクやステンを使うのはいかがでしょうか?
    いつも行くショップさんでもチタンバイクは誰も乗った事が無く乗り味は耳学問の硬いしかわかりません。
    Fetishismさまもツーリングにお使いのようですし。
    64や325はいかに違うかは宇宙のような話になっちゃいますもん。
    素材に深い造詣をお持ちの主さまのご意見お聞かせ下されば幸いです。

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  3. 何度も聞かれたことあります。「チタンってどうですか?」って
    でも、答えようがない。チタンにもいろいろあります。
    硬いのも柔らかいのも。それはカーボンもクロモリも同じでしょう。
    自分が普段乗ってるものでも乗り味が気に入ってるもの、そうでもないもの、いろいろ。 硬くて重くて乗り味は好きでなくても飛行機輪行には絶対壊れそうにないから重宝して乗っているという場合もある。

    64と325は?ってのも同じくで、管の形状、厚みが全く同じで64と325で作った自転車があれば純粋に比べることも出来ましょうが、普通は64が硬い分は軽量化に回されるわけでそんな比較は無理なんです。それどころか、全く同じ車種でワンサイズ違いのチタン自転車を2台持っていたのですが、それですら乗り味が違う。
    だから言います。 気に入ったのを買うのがいいって。
    所詮はレースで勝つことが目的でもなく趣味で乗るなら尚更。 脚で漕げばまあ普通に進むわけで、見た目が好きだとか、所有満足感がある(例えばそれが自分の琴線に触れればフル64チタンで出来ているとか・・・)とか純粋に好きになれそうなのを選ぶのが一番だと思います。 
    私的なことを言うと、端からほぼチタンなので雑誌などで新型の自転車(ほとんどはカーボンですね)等年中消費を煽っていてもピクリともしないでいられるのも精神衛生上いいと思っています。

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  4. 清水真(toto)2013年3月29日 0:24

    貴重なお話ありがとう御座いました。
    私も以前はMXバイクに乗っていた頃は、モデルイヤーで新型が最新で優ぐれてと情報に振り回されていました。
    おっしゃる通りにカーボンモデルは、やはりモデルイヤーの呪縛からは逃れられないですよね。
    私はスティール車が好きで、スーパーコルサが愛機ですがこれに決めるまでは遠回りしました。
    気に入ったのが長い付き合いで甘糟の仲で良いかと思います。飽きないし、深まる付き合いも良いですね。
    基本スローピングはダメで、後三角が鋭角の二等辺三角形でないと食指が動きません。
    っていうと、TITANIOはとてもきれいなんですよ!

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  5. 昔のイメージもあリますけど、あの小さなロゴ、独特な集合ステー、ディテール含めスーパーコルサ好きです。
    私が現在クロモリを敬遠してしまう理由は、あの手の美しいラグドフレームに、カーボンフォークはやりきれないきもちになる。でも、細身のクロモリラグドフレームにクロモリフォークは手に、身体にビシバシ衝撃が来て近頃はつかれてしまうからです。
    最新の薄くて口径のデカイTIG溶接のクロモリでカーボンフォークを装備したものなど、およそクロモリとは思えないような乗り心地パフォーマンスですけど、クロモリならではの美しさまで捨ててそれを選択する意味までは見いだせない。 やっぱリクロモリには美しさ、そのクラシカルな様式を貫いて貰いたいたいという思い込みがあるんです。
    そこで、20年前の最先端チタンフレームならクラシカルな様式に縛られることもなくある程度新しいパーツにも違和感ないし、かと言ってクラシカルな雰囲気も携えていて飽きが来ない。 自分の今の感覚に合ってるんだと思います。 今まで乗ったチタンの中でもtitanioはかなり気に入っていてチタンで薦めるとすれば此れを推すと思います。

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