
由布院の雲海。
この日は晴れ、朝の気温は4℃ の予報だった。 中居さんの「こういう日は雲海が見られる」 との言葉に、朝も暗いうちから由布岳の方に登ってきました。
気温は低くて息が白いのは当然のこと、すっかりアップした体からは機関車のようにモウモウと湯気が上がっています。
あっという間に太陽の高度が上がっていった。
雲海には朝日が差し始め、山肌に色づく紅葉は見事に彩度を上げる。 そして笠雲に化粧された由布岳はその地形のアンデュレーションを刻々と変化する光と影であらわしていました。
一時間位見ていたかなあ。
寒さに手を擦り、白い息を吐きながら自転車に戻ってくると薄っすらとついた霜が溶け始めていた。
由布院から峠を超え別府温泉に降りてきたそこ。
明礬温泉というところに地獄蒸しプリンというのがある。
柔らか過ぎず、硬すぎず、甘すぎず、程よい卵の濃厚感があってまろやか。
観光地のデザートらしからず旨し。
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