20150624

出  雲



出雲縁結び空港に降り立った。
この地に来て眼から鱗だったのは、大神(オオカミサン)とか方方で普通に会話に出てくること。
さすが、神話の国なのだけど、ならばもっと勉強して来るべきだった。
  


出雲大社に祀られる大国主命は縁結びの神様。 
そんなもの普段信じないけど、ここの神様は何かあるかもしれない。

 
 
   
  
 

 
空港に降り立ち宍道湖の南を走る湖南線を東方へ。 
出雲に行ったら必ず行くべき神社として挙げられていた神社。
出雲大社のオオクニヌシノミコトの父母であるスサノオノミコトとクシナダヒメが祀られる八重垣神社である。
 
 
 
  
   
  
  

ここの占い池が面白い。
結界の中の池に神社で買った占い紙を池に浮かべその上に10円か100円を載せる。
そうすると紙に文字が浮かび、早く沈むと願いが早く叶う。 
 
 
15分でも沈まない人も居るそうだけれど、私のは音もなく3分ほどで沈んだ。
その紙には ”縁談は良縁となる 西と北は吉
神社には恋愛系の女子が多数来ていてオッサン一人はかなり恥ずかしい 
 
  
 
   
 
  
  

”西と北が吉” と心に刻み宍道湖の北、湖北道路を西へ=出雲方向へひた走った。
いや、松江で腹ごしらえをする予定だったけれどこの地の名物 ”蒸し寿司” が冬のみの食べ物だと拒絶されこうなった。  波しぶきが立っていて向かい風が半端無い。
 
 
 
  
 



直進もままならぬのほど向かい風にお腹は減るしで這々の体で辿り着いたうなぎ屋。
しかも宍道湖産天然うなぎである。 
 
 
ところがどっこい結果は最悪だった。 実に不味い。 しかも高い。 焼きたて感が一ミリもしない。
私は店主に問うた。 ”天然うなぎ無い時ってどうするんですか?”  すると店主の口から想像だにしない角度から直球が飛んできた。 ”焼いて冷凍したのをもう一度焼くんです。”  

 
ばかやろう
  
  
 
  
 


   
宍道湖北岸にそって電車が走っているのは見えていた。
あまりにもな向かい風と、ガッカリなうな重にショボくれテンションだだ下がりで輪行することは自然の成り行きだった。 しかしラッキーなことにこの一畑電車は自転車をバラさずにそのまま積み込める電車だった。
 
 
何気なく撮った窓には偶然に出雲ドーム。 何かいいことありそうな気がした。



  
 
 
  
 

  
 
 


私が今まで出雲大社に来る気がしなかった理由はこの注連縄である。 
出雲大社というと必ずこの注連縄の映像が出てくる。 これが気に食わない。 正確には注連縄ではなく注連縄が掛かる神殿がいかにもコンクリート造で、”歴史格式ある神社が何故にコンクリートと?”


当然私は神主様な方に問うてみたら。 ”こちらは神楽殿と言いまして結婚式などを執り行う建物で ・・・ 正式な本殿はあちらに” 



  
  
 
  

確かにあちらと指差されました方向には立派な千木を持つ木造の御本殿。
では出雲大社というと、何故ご本殿ではなく注連縄が立派な神楽殿の映像が流れるのか?と問いましたら、”こちらのほうが絵になると申しましょうか・・・” などと訳の分からない答えが返ってきた。
 
 
私の中からまた出雲大社が遠のいたような気がした。
 
 
 
  
 
 

  
「国譲り」 神話の舞台 稲佐の浜 
タケミカヅチオオクニヌシノミコトと対面した場所 
山も平地もそして海に出てもそこら中神話に満ち溢れている。

 
 
   
  
 


美味い。 
こんなに美味いのどぐろというか焼き魚を食ったのは初めて。 
昼の鰻の恨みをすべて洗い流してくれた。 
”西と北は吉 ”  最後には吉である。



そして、この出雲の地の小さな小料理屋でおとなりに座った人は私が住む東京のマンションのすぐ横のビルで働く人だった。  縁結びの神様恐るべし。  出雲神社が再び近づいた。



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