20141006

BESPOKE knife


 
包丁は好きである。
自転車もそうだけど、毎日のように実用するものというのがいい。 使えば使うほど、自分が使うものをどうしたいのか少しは見えてくる(気もする)。 


ただ、包丁のオーダーで一番のネックだったのは 「誰に作ってもらうか」
確かに、包丁専門店では、オーダー承りますという店もある。 だけど、それじゃ嫌なのです。 包丁屋は職人や問屋とパイプを持っているだけで、実際作っているのは彼らではないから。 やはりビスポークするからには実際制作する人と話をして作りたい。 ところがこれは思いの外難しいことである。  なにせ相手は素人さんとは縁遠い上に、インターネットで宣伝するような人達ではない、往々にして年配の職人さん。  そんな職人さんの中でも1,2本しか注文しない素人でも軽くをあしらわず、話を聞いてくれるような人でないと話が進まない。 


そんな時ある刃付の伝統工芸士の人と話をする機会があって、「包丁オーダーしたいの、これこれ云々」と話してみましたら、「❍❍さんなんかいいんとちゃうかな」 って。 それでやっと包丁のビスポークに漕ぎ着けることができた。
  
 
   

 
 

 
まったくゼロからの打ち合わせ。 何が出来て、何が出来ないか?から始めたら、思った以上になんでも思い通りに出来るとおっしゃる。 はじめてのことで、結局自分自身ディテールで見えてない部分が沢山あった。  刃の形状、厚み、柄の大きさ、断面形状、オーストラリアから取り寄せた柄に使う花梨の木のコブの模様をどのように配置するか・・・  やっと、だいたいのプランが出来上がって発注した。  


頭のなかに割とはっきりした像が出来てしまうと、早く欲しくなるのが人情。
ただ、あまり知られてないことだけれど日本の手作りの包丁は海外からの受注が凄いことになっていて、納期はそのうち出来る時になってしまうのです。



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