20140525

熊野古道伊勢路


 
道自体が世界遺産に指定されたものは珍しい。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラに続き熊野古道は2 件目である  
   
  

もっとも、伊勢神宮と熊野三山を結ぶ熊野灘に沿うこのルート、熊野古道伊勢路は世界遺産には含まれていないのだけど

 

   
    
  
    
 
 

  
地元の人に聞けば、伊勢路古道は波打ち際から、山の峠越え、その中には江戸時代から続く江戸道、明治期に入って人馬がより通行しやすく整備された明治道などいろいろだそう。 当然、国道や有料道路によって分断、消滅したものだってある。 
 
 
 
始神峠なんていう神々しい名前の峠に向かう江戸道に入り込むとそこは鬱蒼と茂った道だった。 嘗ての古道というものはこのようなものだったのだろう。 
 

  
  

これぞ、熊野古道という道。 


紀北町と尾鷲市の境界、馬越峠である。 
熊野古道の全てはとても走破しきれないけれど、ここだけは来てみたかった。 
熊野古道伊勢路の中でもっとも美しいと言われる江戸期の石畳。 尾鷲檜の木漏れ日道。 


この雰囲気、
そして国道が土石崩れ復旧のため通行止め。 迂回路はかなりの遠回りを強いられると聞いて、江戸の人よろしく、この峠を自転車を担いで越えるのも悪くないと思った。  
 
 
 
  

     
   
  
  
  

途中には旅の安全を願う夜泣き地蔵や一枚岩の橋など史跡があった。
苔がうっすら生えた湿った石はえらく滑って何度もズッコケた。


350m アップ、這々の体でたどり着いた峠
脛やら肘やらは石にぶつけて痛いし、リムからフレームから自転車まで傷だらけになっていた。  
 

  

 
峠にある分岐からは地元の方に道案内してもらって標高522m天狗倉山を目指す。
柵すらないこの絶景。 汗だくの体に海から吹き上がる冷たい風がとんでもなく気持ちよい。

 


  
  
   
  
    
    
 
 


峠を越えると、古道は嘘のようにノホホンとした道。 
これ古道?と人んちの軒先やら信じられないような路地もある。
  
 
ちょっと雰囲気だけ味わうつもりがコッテリしすぎて余裕のタイムオーバー 
でも越えて初めて分かる馬越峠。 
  
 
 
___________________

0 件のコメント:

コメントを投稿