20130301

京都八幡木津自転車道

  
  
  

 
京都からは京都八幡木津自転車道に乗って奈良に向かった。
京都嵐山から桂川にのり、そして木津川に移って奈良まで40kmほど。
東京近辺の川沿い自転車道とはまるで違い人も少なくのどかなものでとても走りやすい。
 
 
 
  
  
 

 
その自転車道の中ほど、奈良県木津川に入ってすぐのところに”流れ橋” というのがあります。 
この橋がまさにこの自転車道を走ってみたいと思った理由の一つだったんです。  ところが堤防の下に築かれた沈下橋の一種で、その宿命と言いましょうか去年の大雨で盛大に壊れてしまって渡れません。   
 
 
この”流れ橋” という名前にはまさにその名前通りの特徴があります。 人が渡る橋桁部分は橋脚には緊結されておらず、ワイヤー等で結ばれて載せてあるだけ。 水位が上昇すると橋桁が浮くか、それ以上に水位が上がると橋桁のみが流される。 もちろん流れてきた流木などが引っかかりやすい欄干なども無いというわけです。  流されて壊れることを前提としていて、水に対する抵抗が比較的少ない橋脚まで壊れてしまうのを防ぐ構造になっています。  300m以上ある橋ですし技術的に、そしてコスト的にこのような構造になったのだと思います。  全体の強度を高めるのではなく、弱い部分を作って全体に被害が及ぶのを防ぐ例は他にもあって、爆薬庫などは屋根の強度を弱くして、爆風を屋根方向に逃して壁を守ったりします。
 
 
 
それはさておき、この橋が作られて60年、20回以上流されているそうですから本領発揮というところ。  でも、危険だということでクレームを入れる人も居るでしょうし、それに対して行政は責任を取りたくないものですからどんどんこういう橋はなくなる傾向にある。  四万十川の沈下橋なんてのは有名で、一種の観光地になって生き残るすべを持っていますが、そこまででもないこういった地元に根づいた橋も残ってほしいものです。 




_______________________________

0 件のコメント:

コメントを投稿