20121103

小さな港の秘密基地



長崎川棚町、内海の大村湾は凪。 
突き出た桟橋では大音量出して20歳そこそこのミュージシャンのPV撮影が行われている。
平和に違いない。







 
そこにある歴史を凝縮して佇むかのような美しい廃墟。
壁には元々窓があったであろう穴が穿たれ、屋根は抜け落ち中には大きな木が繁っていた。 


  









片島魚雷発射試験場跡
佐世保湾の北岸に開設された海軍工廠で製造される魚雷を実地に発射試験するために1918年この地に試験場が設置された。 発射した魚雷の進行状況を頂上の観測所から観測し性能試験を行った。  



当時、この実験場は一般人はおろか軍人の間でも知るものは殆どいない秘密の施設だった。
陸地側の廃墟は魚雷の格納庫、そして桟橋に彫り込まれた凹凸は魚雷を運ぶトロッコのためのレール。
この地ではこの魚雷実験のほか ベニヤボートの特攻兵器 ”震洋”(http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001210033_00000) の訓練基地があり多くの若者の命が失われた。


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