20121006

世界遺産 五箇山相倉合掌集落




富山に来た。
合掌集落のある五箇山は江戸時代には流刑の地になっていたほどの僻地で、高岡からこの地に至るR156 飛越峡合掌ラインはその6割方をスノーシェッドとトンネルが空を塞ぎ地形的、気象的な厳しさを垣間見ることが出来る。

 
 
気温は20度そこそこ、空気は爽やかで秋を感じさせるも、太陽はいまだ夏のそれでやけに眩しくスノーシェッドから外に出る度にあまりの明るさに眩惑した。  そして道沿いのダム湖もいまだ夏のような深い緑色でその手前にはススキがなびいている。
 
 







相倉集落は谷筋の荘川から日本の道100選に選ばれたR304を少し上がった台地にある。
その相倉集落へ向かう国道筋にはようこそ世界遺産五箇山へ” なんて大きな看板がいくつもあって、やはり秘境とは程遠いスレた観光地か・・・ と少々萎えていたら、目の前を横切るようにして農作業用の軽トラが脇にそれて林道を登っていった。 

 

なにか予感がしてその軽トラを追ってその林道の急坂を登りはじめる。  あっさり軽トラは見えなくなったけど二つ三つカーブをこなした先、木々の隙間から茅葺き屋根が刈り終えた棚田の中にたたずむのが見えた。 その佇まいは少なくとも上から見ても人だらけの白川郷とは違っていて、やおらテンションが上がった。 


 

 
 

 


 











 

 
 



白川郷、五箇山の合掌集落は有数の豪雪地帯であったことから道路整備が遅れ奇跡的に合掌造りの住居構造が残ったそう。 


そのかつての秘境にも年間100万人以上の観光客が訪れる。 
観光を生業にしている人も居るとはいえ、布団が干してあったり普通の生活があるその場所にである。 
今やその秘境まで高速道路が整備され、白川郷や五箇山も名古屋、大阪からは日帰り圏内。
大型観光バスでのり付け、1 時間程見学し大した消費もせず、ゴミ箱とトイレだけを使って去っていくことから環境汚染の側面が強く出てきているとか・・・
 
 

その白川郷、五箇山の合計三つの合掌集落の中で、高速道路インターから比較的離れているからか?この相倉集落は他よりちょっと落ち着いていて、なんだかホッコリした気分になりました。



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