20111126

シクロクロス ディスク Fixie PureBlood




UCI のシクロクロスレースのディスクブレーキ認可から2年弱、最近になってディスクブレーキ仕様のシクロクロスが各社からラインナップされてきた。  が、UCI の認可よりずっと前からラインナップされていたコヤツを選ぶ。 以前見て、カッコよかったんだもの。 
とっくに生産終了の品でしたが、そんな一品の在庫をオランダに見つけてしまってはい注文と・・・




自分が見ていたモデルはロゴが筆記体でカッコよかったんで即決したんだけど、モノが到着してみたらロゴがかわり派手になっていてアラララ・・・・と。
購入したモデルは見ていたモデルより一年新しいモデルだと、後で分かった・・・・
写真でも送って貰って確認してから買えよって話ですが・・・・盲目だったんだなぁ









  

クロモリ。 だからと言うか、やはりと言うか重い。 
最新のカーボン車体の2倍ってのは計ってみて仰け反りましたわ。  




なかなか凝ってます。  ワイヤーの内蔵加工もそうだけど、特にペイントが良い。
最近のフレームはロゴはデカール貼って、その上からクリア吹いて終わりってのが多いから表面は細かい凸凹があったりするが、こやつは肌がなめらか。
  


  


  





当然、フロントもヘッドバッジが貼られてるし、フォークも内側の色が塗り分けられていたりしてそれだけでハートにズキューン。 でも、重さを計ってみたら850gでハートブレイク。  クロモリ選ぶってそういうことなのです。


  
  



肝のエンドはリプレイサブルでした。  
エンドを交換することによってシングルスピードにすることも考えられているそうですが、どうもこれは鍛造アルミで曲がるより折れるタイプのエンドな気がします・・・・




さて、パーツは適当に持ってるもので組むつもりですが、問題がホイル。
フレームが重いだけにホイル位軽さと頑丈さを求めれば完組か? さりとて29er ホイルだと9mm径のクイックリリース仕様は選択肢が限られる状況になりつつある・・・・ 
まあ、こういう悩みは楽しみ以外の何ものでもないのだけれど



Related to  http://feticizm.blogspot.com/2012/02/crank-brothers-cobalt-xc-race-29er.html
______________________________________

20111122

アイバンラーメン





始めて人が並んでいないアイバンラーメンを見た。 これはチャンス。
  


ここは有名店である。 そしてニューヨーク出身のおっさんがやっているのである。 出汁の概念がないといわれるアメリカ人がやっているラーメン屋がいつも混んでいると言うだけで気になっていた。 ところが、並んでまでは食べる気がしないわけでいつも通り過ぎるばかりでした。



しかし ・・・ ことのききっちり昼食をすませたうえに、その後1時間半ほどしか経ってないわけです。






ニンニクチャーシュー麺(1000円)なるもの。
汁は少なめでニンニク風味が超濃い。  そして温度はぬるめ。 つけ麺の麺が汁に元から浸かってる版?・・・・ ってそれ普通のラーメンやん。 いや、そうなんだけどつけ麺を食べてる感じに近いのですよ。


 
腹は全然減ってなかったけど旨い。 そして癖になる。  細麺が濃いスープに適度に絡むのがいい、そしてぬるいから大口でバクバク食ってしまう。  そこで白髪ネギが強烈なニンニクスープまみれの口の中をいい具合にリフレッシュしてくれる。
チャーシューはご覧の様な厚い煮豚で、これをスープに浸して食らえばソースにつけて食う肉料理の如くでこれもいい。



只、このにんにくラーメンなるもの、食後体から発せられるガス類のニンニク臭いことと言ったら無かったから、いつでも誰にでもおすすめできるような代物ではない。



いやしかし、アメリカ人恐るべし。  
これなら塩やら醤油やらも試してみたくなった。


 

______________________________

20111117

LITESPEED チタンフレームエンド今昔

  

LITESPEED は自前でパイプを作り独特な個性を発してきたからエンドに頼るまでもないけれど、チタンフレームの場合その多くは無塗装で、チタンビルダーにとって目に見える個性を表し得る数少ない箇所の1つにエンドが挙げれれる。



今から思うと、不思議な位だけどライトスピードは2007年位まで大まじめにチタンのカーボンに対する優位性を語りまくっていた。 それは、重量対強度比にまで及んでいたのだから隔世の感がある。
日進月歩で進歩するカーボンに対して、素材自体の進歩がほぼ無いチタンが向こうを張るにはやはり無理があった。 特に残酷にも数字で表される重量的な戦いは熾烈を極めていて削れる金属部分をそぎ落とすしかない。



自転車に掛かる応力に応じてパイプの形状を複雑化し、無駄な大口径化を避け、必要な部分のみ口径をあげ、冷間形成で角張らせ高度を上げる。 そしてインゴッドの削れるところは痛々しいほどすべて削る。
  
  




大きさ、厚さとも痛々しい程削り混まれていて、ステーとの溶接面積は極小で不安なほど。 普通のメーカーで言えばリプレイサブルエンド並の大きさのものが直接ステーの先に付けられているという風である。 インゴッドはもっとも重量が嵩む場所だからきっとこの変更だけで数十グラムは軽量化してるんじゃないか?



確か右は2000年位~2005年位まで、左は2006年~採用されたエンド。
2006年と言えば、カーボンにガチで挑み続け、彼らが目指していたところの『チタンが一番』 を見せつける為に世界最軽量 770g Ghisallo を作った年、そして応力に応じた最適形状のパイプと言うふれこみでフレアさせたパイプをVortex に採用した年。 
最後のアガキと言うか、歴年のフレームを見ても最も本気度(必死度?)が高い年だと思う。
 
 
 
今から思えばカーボンにガチで挑むなどお笑いぐさだし、こんなに削りこんで危なっかしいもの作ってまでカーボンとタイマンを張る必要でも?と思った事もあった。 でも、こうやってフレームを引っ張り出して見るとそれも違う様な気がする。 




このエンドの変化を見るだけでもライトスピードがグランツールで戦っていた時期から、多くのメジャーレースシーンでカーボンに駆逐されてしまった現在まで、生きた化石のように戦い続けている彼らの姿勢を見る気がするのだ。
これほど大まじめにこんな危なげなものを作るチタンビルダーがLITESPEED以外に有ろうか? 危なかろうが、変形パイプに意味があろうが無かろうが、唯一無二と言うだけでその存在価値がある。 なぜなら常識的なチタンフレームなら数多あるチタンビルダーの中から選べばよいのだから。 




Related to  http://feticizm.blogspot.com/2011/12/litespeed-archon-t1.html
        http://feticizm.blogspot.com/2011/12/litespeed-archon-t1_23.html
                    http://feticizm.blogspot.com/2012/01/litespeed-archon-t1-bb.html 
__________________________________

20111113

林道中




知らない道に突っ込んでゆくとき ・・・・ それは子供の頃、自分の生活圏から出てドキドキを味わったあのときの気持ちそのもの。 



私はこういう土の道に突っ立っている電柱が目障りでならない。 
景観的なことだけじゃなく、せっかくの冒険心とか秘境感をすべてぶちこわしてくれるのだ。
更に腹立たしいのはその電線で電気を何処へ引っ張って行ってるのかと思えば山の向こう側。
しかもそちら側には車の往来激しい幹線が走っており、そこから電線をひいた方がよほど効率的だと思える場所だったりする ・・・・
公共事業費の割り当てをすべて使い切る為にこんな愚行をやっているのか?と勘ぐりたくもなる。




_________________________

20111109

Arfine アルフィーネ 11S 試乗




サイクルモードなるものに行きました。
あそこでは試乗が出来るんですね。 100万円OVERな高級車等は長蛇の列でしたよ。
あの程度のコースで乗って何が分かるか?とも思いますが、こいつには必要十分。 
何せ変速性能を味わうだけというシンプルな試乗コンセプトですから。





で、これがたいそうイイ
平地だったらよく整備されたDURA ACE並と言っていい。
登りでトルクが掛かっている時の変速で若干もたつくけれど、、、と思ったら普通のギヤ&変速機でもトルクかけてるときもイマイチですやん。 ・・・・ そこで無理やりダメなところを探そうとしていた自分に気付いた。
とにかく今使っている3速とは、人間と虫ほどの差がございましていたく感動。




パンク時の対処も指南いただくと、まあレンチが必要ですがそれほど問題でもなさそうです・・・・
となると逆に買わない理由が減って困る。
イヤ、置く場所がないという正当な理由がある。




Related to  http://feticizm.blogspot.com/2011/10/alfine-11speed-sti.html
___________________________

20111101

T.Y. HARBOR BREWERY




行ったこと無いのにサンタモニカにでも来たのか?と思った。何故だろう? と、ここは天王洲。
随分洗練されていてバブルの頃ウォーターフロントとか言ってドブ川の前に店が湧いて出来たあの頃のとは違う。



雰囲気の良さは、幹線から外れている上に最寄りはモノレール駅しかないという交通の便の悪さで、ゴチャゴチャした感じがないからか?・・・・ いやいやレストランはいつも大変混んでいるのでゴチャゴチャしているのだけれど、一見さんがゴチャゴチャ来ているという感じではない。
そもそもBREWERYと言うだけあって飲みながら食事の店で、車で来る店じゃない(何故かバレットパーキングのサービスがございます) 
職場が天王洲か? 御近所に住む方々専用という感じになって居りまして、それがよい雰囲気を醸し出しているのかもしれません。







そのレストランに併設されるBREAD WORKSと言うパン屋がイートイン出来て大変よいのですよ。窓からは運河に渡る橋、外人率は西麻布並の高さでご覧のようなはまり様は海外の風情
朝は8時からやってますんでここで朝食なんてのもいいです。



そして夜8 時以降になりますとパンがすべて半額になりますんで私なぞは偶に狙います。






さて、件のレストランですが質、料とも須くアメリカン。
いけるものもございますが、いけないものも ・・・・ 特に写真のハンバーガーの他チキンサンドもいけてなかったなー。
パサパサで飲み込むのも難儀。 だから、ビール頼めよ。 ってレベルじゃないパサパサ具合。
穀物飼育のアメリカ牛の肉ならこんなにパサパサにならんだろう? これはやはりオージーか?
しかし、このレストランの凄い混みようは肉のパサパサなど何処吹く風。



ともあれ雰囲気は最高によろしくて、目をつぶってしまいます。
ちなみにパン屋も良いけどパン屋の目の前に浮かぶ バースペースも目の前に屋形船なんぞが走り水に映る夜景を見ながら飲むのもいいもんです。



_____________________________